【社会福祉法人】課題や物価高騰の影響を解説します~経営動向調査より~
【社会福祉法人】課題や物価高騰の影響を解説します~経営動向調査より~
を解説します。
社会福祉法人経営動向調査結果の2024年9月と12月の調査の資料はこちらです。
https://www.wam.go.jp/content/wamnet/pcpub/top/keieidoukou/syakaifukushihoujinkeieidoukou/syakaifukushihoujinkeieidoukou001.html
2024年の社会福祉法人の経営課題
・収益はやや低下の見込みですが、アンケートでは微増の結果でした。
・主な課題は、人件費の増加、職員確保、物価高騰の影響です。
・物価高騰は、水道光熱費と給食費の増加に影響しています。
社会福祉法人の経営上の課題
収益の低下を挙げた法人がやや増加したものの、
報酬改定の影響は、さほど無かったことが読み取れる結果でした。
人件費以外の増加も挙げた法人が多く、物価高騰が影響していると考えられます。
社会福祉法人は、入所型の施設・事業所を持っていることが多く、
生活費の増加は、収益に大きなダメージを与えています。
2024年度上半期(2024年4月~9月)の物価高騰による経営上の影響
影響ありと答えたのが約6割にとどまり、
科目は、水光熱費と給食費が上がりました。
特に共同生活援助は、今後預り金や使用用途の明確化が求められると考えています。
変化幅としては、保健衛生費の増加も重要な課題です。
水道光熱費…63.1%
給食費…59.5%
また、報酬改定の影響として、
処遇改善加算の一本化については、
介護職員等処遇改善加算(Ⅰ)を算定している事業所が約9割でした。
2025年4月に次の調査結果が公表されますので、
改めて記事にしようと思います。
お読み頂き、ありがとうございました。
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