医学モデルと社会モデル

医学モデルと社会モデル

医学モデルは障がいを「個人の機能の問題」
社会モデルは障がいを「社会の問題」
として捉えるという概念です。

例えば、離れた文字が見えない人がいるとします。
医療・福祉の責任としてリハビリや訓練をするのが医学モデルで、
環境(社会)の責任として文字を大きくしたり眼鏡をかけてもらうのが社会モデル的な考え方です。

医学モデルを「個人モデル」と言い換える場合もあります。
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/12/dl/s1210-6a_0005.pdf

医学・社会モデルへの批判

医学モデルについては、知的障害や精神障害(疾患)を持つ人に対して、
「医学を否定的に捉えさせてしまう」という批判もあります。
しかし、障がいを「状態であり、あくまで環境によって定義される」
と考えると、社会モデルで考える方が妥当なケースの疾患も存在します。
慢性疲労症候群について

統合モデルとICF分類

医学モデルと社会モデルを統合した考え方が
「統合モデル」です。
ICF分類では、「心身機能」「活動」「参加」の3つから、
現在の状態と今後の方向性を明確にするためのものです。

 

以上、医学モデルと社会モデルについて解説しました。

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