【開業・指定申請】児童発達支援・放デイの設備基準について

設備基準の概要を解説します。
事業所の内装、設備に関するルールのことで、
この基準を満たせていない場合、指定が下りず、
かつ、改修の追加費用とその分の工事期間が余計にかかってしまいます。

児発・放デイの設備基準のポイント

・「設備基準を満たしていない」は指定が下りないケースの代表例です。一つずつ確認しましょう
・自治体が発行しているマニュアル・手引きを参照しましょう
・消防法や用途地域なども確認が必要です

 

児発・放デイの設備基準とマニュアルについて

 

東京都の発行している「児童発達支援・放課後等デイサービス指定申請マニュアル」
を参照します。
物件の設備基準だけでなく、消防法や都市計画法なども確認が必要です。

各部屋ごとの設備基準

 

トイレと洗面所に関しては、増築が必要な物件がほとんどです。
また、訓練室は、「廊下等は含めず、一つの空間としての広さ」が必要なため、
物件を探す場合は、最低でも90㎡以上の物件から選ぶことをおすすめしています。

また、採光条件の観点から、「窓の無い物件」も基準を満たしません。

設備の確認事項と連絡先

 

検査済証と建築確認証が無い場合、
・再発行を依頼する
・改めて検査をする
・台帳記載事項を取得する
などの対策が考えられますが、古い建物(1981年以前)の場合は、
基本的に基準を満たしていないとお考え下さい。
消防法に関しては、内装業者や工務店の方とも調整が必要になってきます。

以上、児発・放デイの設備基準について解説しました。

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