児童発達支援・放課後等デイサービスの開業資金(開業費用)について

児童発達支援・放課後等デイサービスは、
融資が必要なケースが大半です。
固定費と運転資金を考慮して、
開業資金について解説します。

児童発達支援・放課後等デイサービスの開業資金のポイント

・開業費、固定費と運転資金から、開業資金は約1000万近くなります
・運転資金は最低でも3ヶ月分は必要です
・積極的に融資を活用しましょう

児童発達支援・放課後等デイサービスの開業費

開業に当たって、主な費用は、
・物件の敷金礼金
・内装費(改装費)
の2つです。
児発・放デイのための物件は、
一般的に3ヶ月から1年分の家賃を前払いする契約になっていることがあります。
そのため、30万円の物件を借りても、100万円以上の支出になります。

児童発達支援・放課後等デイサービスを開業する地域と物件の選び方について

また、内装費に関しては、
福祉施設の居抜きであっても、
児発・放デイは基準の厳しい「児童福祉法」が根拠になるため、
厳しい設備基準をクリアするための内装工事が必要です。
200万円以上かかると考えておいた方が余裕を持てます。

固定費


固定費は、
・家賃
・人件費
が主な費用です。
これに、請求シフトなどのシステム費などが乗ってきます。

固定費となる家賃は、都内では、
30万円~40万円
が大体の目安です。
約100㎡の物件で、各基準をクリアするとなると、これぐらいの金額が妥当かと思います。

これに合わせて、人件費は以下の表にある通り、
児童発達支援管理責任者…給与約30万円
児童指導員2人…給与約25万円×2人
で社会保険料などを合わせて、約100万円を超えます
管理者を別で雇う場合は更にかかります。

運転資金


運転資金は、
最初の2か月は報酬が入らないため、
最低でも3ヶ月分は必要です。
この点は、申請時に自治体との面談でも、
「運転資金を確保できていますか?」
と聞かれますので、確実に押さえておきたいポイントです。

福祉事業の報酬が、請求してから約3ヶ月後になる理由

 

児童発達支援・放課後等デイサービスの開業資金(開業費用)について

上の、
・開業費
・固定費
から運転資金を具体例を交えて解説しました。
補助金や助成金についての記事はこちらに書いています。
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