【具体例あり】児童・障害福祉の売上(サービス費)を解説~報酬の計算方法と仕組み~

福祉事業の売上(サービス費用)は、報酬と地域別単価を掛けて算出されます。

加算+報酬×地域別単価の数字が利用者様一人一日分の報酬となります
・児発の基本報酬の方が高く、放デイは加算で上乗せしなければ運営が厳しくなっています

福祉事業の売上(サービス費用)と地域別単価の仕組みと計算方法

福祉事業での売上を「サービス費用」と言います。
地域別単価は、人件費や家賃を総合的に考慮して、格差を是正する目的で決められるものです。
東京23区内であれば1級地です。
2級地…町田市、狛江市など 3級地…八王子市、武蔵野市など

児童発達支援・放課後等デイサービスの売上(サービス費用)の具体例

具体例を挙げると、以下のように売上を算出することが出来ます。
都内1級地、定員10人を想定しています。

児童発達支援の例

専門的支援加算(123単位)+ 基本報酬(885単位)× 地域別単価(11,2円)
           =11289円

放課後等デイサービスの例

専門的支援加算(231単位)+ 基本報酬(604単位)× 地域別単価(11,2円)
           =9352円


これらが児童一人辺りの1日(1回)のサービス費です。
定員10人の例ですので、10倍すると、1日の売上が算出出来ます。

児発と放デイで、基本報酬に大きな差があるため、
加算の取得は運営における重要課題です。

加算と減算に関する記事はこちらです ↓

「加算」と「減算」とは?~オプション料金とペナルティ~

収益に関する記事はこちらです ↓

児童発達支援・放課後等デイサービスの収支(利益)計算例

以上、児童・障害福祉の売上(サービス費)と児童発達支援・放課後等デイサービスの売上について解説しました。

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